おとなになるということ

カサブタがいつの間にか剥がれて、つやつやの新しい皮膚になっていた。ただそれだけなのだけれど、お!ちゃんと生きてると思えた。あたらしく買った珈琲がとても美味しくって、欲しかった本が手に入って、バーゲンで温かなセーターに出会えて幸せだった。

 

だけど夜になると、ああ私は何をしてるんだろう。って心がざわざわする。

生きていて、幸せで、それで十分なはずなのに。

 

自分が青臭いことは十分わかるけれど、それを認められるほどおとなではない。

ずっとふわふわしたものを追いかけていたいけれど、それが許されるほど、こどもではない。

 

だんだんと器用に生きられるようになることは、とても良いこと。

でもわすれていく気持ちもある。そっと蓋をして、見てみぬふりをしておくのも必要だけれど、また蓋をあけようとする元気がはたして生まれるのかな。

 

おとなになるっていうのは、いったいどういうことなのかな。

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コメント: 2
  • #1

    ちょうちょとおはな (火曜日, 14 2月 2012 08:28)

    大人になるって難しいですね。そもそも私には「大人」の定義がなんなのかよくわからないから…。年齢的には、もう大人といっていい年齢で、お酒も飲めるし、一人で海外旅行にも行ける、欲しい物は働いたお金で買うこが出来る、何に対しても自分で責任をとっているつもりで、一人で何でも出来る、周りの人にも「大人だね」って言われるけれど、でも私自身、自分が「大人」だとはとても思えなくて、かといって確実に子どもではいられなくて…。「心がざわざわする」まさにそんな感じです。それに子どもの頃に比べて、わくわくやきらきらが少なくなった気がします。あのころよりも出来ること、楽しいことは増えたはずなのに…。大人になるためには、いろんなことに鈍くなる…というか、鈍くならざるおえないのかもしれませんね。それは、たぶん自分を護るため。
    まだ大人になるってどういうことかわからないけれど、でももし私が本当に「大人」になれても、「子ども」の部分を失わないでいたいと思います。それに、私が素敵だなって思う大人はみんな必ず「子ども」の部分を持っているから。
    そして私は、はるかさんには、ずっとふわふわしたものをおいかけ続けて欲しいです。お互い素敵な大人になりましょう:)

  • #2

    haruka-nomura (木曜日, 16 2月 2012 00:30)

    ちょうちょとおはなさま

    本当に難しいですよね。大人にあこがれて背伸びして生きてきたはずなのに、いつの間にか、こどもでいたいと思うようになって。
    うんうん、「こども」の部分を忘れずにもっていたいですね。「こども」でも「おとな」でもない、「わたし」になれたら素敵だな。こどもっぽい自分もへんに大人びた自分も、あせらず育ててあげられたらお茶目なおばあちゃんになれるかもしれませんね。

    ふわふわに手をのばしながら、地面にトンと足をつけて駆けていけたらいいなと最近おもいます。ちょうちょとおはなさん、とても素敵です。