飴玉を最後まで噛まないように

授業で浴衣をつくっている。来年の夏には、自分で染め上げた浴衣をきて祭りに行くことができるのだろうか。今はまだ想像がつかないけれど。

 

自分の線や形ってなんだろうなぁと頭を巡らせる。一番に着たときに幸せになれるかを考えてみている。煮詰まって、飴玉もガリガリ噛んでしまう。大事に最後まで舐められない。

でも明日は大事に舐めるんだ。

 

教室からでると外はとても暗くて寒くて、静かで、ぽつんと取り残された感じがした。

夕ご飯なに作ろうかな、明日はゴミの日だな、コートのクリーニング取りにいかなきゃな、あたらしい手袋がほしいな、マフラーもちゃんと巻こう、あの子に手紙を書いて、あとあさっての為にケーキの材料を買わなきゃ、あたらしいフキンも買って、布団入れなきゃ!!

そんなことを考えながら、自転車のペダルを漕いだ。

 

ご飯を食べながら、1日のことを振り返った。

 

今日は早くねよう。

 

 

 

 

 

 

 

きんぴらごぼうさん